SNS運用代行の仕事は、投稿を作って終わりではありません。月末に提出する月次レポートが、契約更新と単価交渉を左右します。「数字を並べただけ」のレポートから卒業するための5つの要素を紹介します。
要素1: 目的に合った指標を3つに絞る
フォロワー数・いいね数・リーチ・保存数・プロフィールアクセス・リンククリック……全部載せると、何が大事か伝わりません。クライアントの目的に合わせて主要指標を3つに絞ります。
運用の目的 | 主要指標の例 |
|---|---|
認知拡大 | リーチ数、フォロワー増加数、シェア数 |
来店・問い合わせ | プロフィールアクセス、リンククリック、DM数 |
採用広報 | 保存数、プロフィールアクセス、応募ページ流入 |
要素2: 先月比と「理由」をセットで書く
「リーチが20%増えました」だけでは不十分です。「◯日の投稿がシェアされて伸びた」「ハッシュタグを見直した」のように、数字が動いた理由を一文添えるだけで、レポートの価値が大きく変わります。
要素3: ベスト投稿とワースト投稿を並べる
最も伸びた投稿と伸びなかった投稿を1つずつ取り上げ、違いを分析します。クライアントにとって「次に何を作ればいいか」が見える、最も喜ばれるパートです。
要素4: 来月の提案を3行で
- 今月の学びから「続けること」を1つ
- 改善として「変えること」を1つ
- 新しく「試すこと」を1つ
この3行があるだけで、レポートは「報告書」から「次の打ち合わせの議題」に変わり、契約が自然に続きます。
要素5: 1枚目で全部わかるサマリー
忙しい経営者は最後まで読みません。1ページ目に「主要3指標・今月のハイライト・来月の提案」をまとめ、詳細は2ページ目以降に回しましょう。
作成を楽にするコツ
- テンプレートを1つ作り、毎月同じ構成で更新する
- 各SNSのインサイトは月初にまとめてスクリーンショットを保存
- Canvaやスプレッドシートで見た目を統一する
まとめ
月次レポートは「数字の報告」ではなく「来月の提案書」です。指標を絞り、理由を添え、提案で締める——この型を守るだけで、継続率と単価は確実に変わります。