SNS運用の世界では、イベントの投稿は1ヶ月前に仕込むのが鉄則です。10月はハロウィンをはじめ、衣替え、スポーツの日、読書の秋・食欲の秋と、ネタには困らない月。だからこそ、9月中旬の今のうちに10月分を設計しておくかどうかで、運用代行としての評価が大きく変わります。
なぜ「当月に作る」と失敗するのか
10月に入ってからハロウィン投稿を作り始めると、次の3つの壁にぶつかります。
・クライアント確認の往復で1〜2週間かかり、投稿できるのは月末ギリギリ
・ユーザーのハロウィン気分は10月中旬から高まるため、遅い投稿はリーチを取り逃す
・素材(写真・キャンペーン準備)の手配が間に合わず、企画を縮小することになる
逆に言えば、9月中に企画と確認を終えておくだけで、この失敗はすべて避けられます。
10月の投稿ネタカレンダー
まずは10月のフックになる日付を押さえましょう。
時期 | ネタ | 投稿の例 |
|---|---|---|
10月上旬 | 衣替え・秋の新生活 | 秋の新商品紹介、模様替え・コーデ提案 |
10月第2月曜 | スポーツの日 | スタッフの運動習慣、健康系の豆知識 |
10月中旬〜 | ハロウィン(本命) | 限定メニュー、装飾の様子、仮装企画、プレゼントキャンペーン |
10月31日 | ハロウィン当日 | 当日限定投稿、店頭の様子のリール |
月全体 | 食欲の秋・読書の秋 | 「秋の◯◯特集」でシリーズ化して投稿数を確保 |
ポイントは、ハロウィンを「10/31の1回」ではなく中旬から当日まで数回に分けて盛り上げること。予告→準備の裏側→本番の流れにすると、1つの企画で3〜5投稿を作れます。
9月中旬〜下旬にやる仕込み4ステップ
1. アカウントに合う「ハロウィンの温度感」を決める
ハロウィンはどの業種でも使えますが、温度感はアカウントによって違います。飲食なら限定メニュー、美容なら秋色カラー、BtoBなら「オフィスの小さなハロウィン」程度の軽い演出——クライアントのトーンに合わせた深さを先に決めておくと、企画がぶれません。
2. 10月投稿カレンダーを1枚にまとめて提案する
上の表をベースに、クライアント用の投稿カレンダー(日付・ネタ・投稿形式・必要素材)をスプレッドシート1枚で作ります。「10月分のご提案です」と9月中に出せること自体が、運用代行としての信頼になります。
3. 素材の手配を依頼する
ハロウィン投稿でいちばん時間がかかるのは素材です。装飾した店内の写真、限定商品の撮影、スタッフの協力が必要な企画は、9月のうちに「◯日までにこの写真をお願いします」と締め切りつきで依頼しておきます。
4. キャンペーンをやるなら規約チェックまで済ませる
「仮装写真投稿でプレゼント」のような参加型キャンペーンは、応募条件・当選連絡の方法・各SNSのキャンペーン規約の確認が必要です。ここを9月に済ませておくと、10月は投稿するだけの状態になります。
9月末に10月カレンダーを送ったら「そこまで考えてくれているんですね」と契約継続が即決まりました。以来、毎月20日を「翌月提案の日」にしています。(在宅でSNS運用・2年目)
この習慣は11月・12月にそのまま効く
実は10月の仕込みは練習台でもあります。11月のブラックフライデー、12月のクリスマス・年末商戦と、年末に向けてイベント投稿の重要度は上がる一方。「前月20日までに翌月カレンダーを提案する」リズムを今月作っておけば、年末商戦もそのまま乗り切れます。
まとめ
ハロウィン投稿は10月に作るものではなく、9月に仕込むもの。ネタの洗い出し→カレンダー提案→素材依頼→規約確認までを9月中に終わらせれば、10月は余裕を持って投稿に集中できます。まずは今日、担当アカウントの10月カレンダーの下書きから始めてみてください。