SNS運用代行の仕事で、投稿文と並んで求められるのが「投稿画像」の作成です。「デザインの経験がないから不安」という人は多いのですが、安心してください。SNS画像に必要なのは芸術的なセンスではなく、読みやすさのルールです。
この記事では、無料で使えるデザインツールCanvaを前提に、未経験でも「それっぽく」見える画像を作るための5つのルールを紹介します。
ルール1:文字は「大きく・少なく」
SNSはスマホで流し見されます。画像の中の文字が小さかったり多かったりすると、読まれる前にスクロールされてしまいます。
・タイトルは画面幅の7〜8割を使うくらい大きく
・1枚に載せる文字は20字前後まで
・詰め込みたくなったら、カルーセル(複数枚投稿)に分ける
迷ったら「スマホの画面で、指でスクロールしながら1秒で読めるか」を基準にしてください。
ルール2:フォントは2種類まで
素人っぽく見える一番の原因は、フォントの使いすぎです。見出し用の太いゴシック1種類+本文用の読みやすいフォント1種類に絞るだけで、画面がぐっと整います。Canvaなら日本語フォントも豊富ですが、最初は太めのゴシック体を基本にすると失敗しません。
ルール3:色は3色に絞る
色も同じで、使う色を絞るほど洗練されて見えます。目安は次の配分です。
役割 | 割合 | 例 |
|---|---|---|
ベースカラー(背景) | 約70% | 白・薄いベージュ・薄いグレー |
メインカラー(ブランド色) | 約25% | クライアントのロゴやお店のイメージ色 |
アクセントカラー(強調) | 約5% | 強調したい一言だけに使う差し色 |
クライアントのロゴやWebサイトから色を拾うと、アカウント全体に統一感が出ます。Canvaの「ブランドキット」に登録しておけば、毎回選び直す手間も省けます。
ルール4:余白をケチらない
未経験者がやりがちなのが、画面の端まで要素を詰め込むこと。余白は「何もない場所」ではなく「主役を目立たせる場所」です。文字や写真を画面の端から少し内側に配置し、要素同士の間隔をそろえるだけで、一気にプロっぽくなります。
ルール5:テンプレは「そのまま使わない」
Canvaのテンプレートは便利ですが、そのまま使うと他のアカウントとかぶってしまいます。おすすめは、テンプレのレイアウト(配置)だけを借りて、色とフォントを自分のルールに置き換える使い方。これで、手早くオリジナル感のある画像が作れます。
作業を速くする仕組みづくり
運用代行では、1本あたりの制作時間がそのまま時給に影響します。次の仕組みを作っておくと、制作スピードが大きく変わります。
・アカウントごとの「マイテンプレ」を3〜5種類作る(お知らせ用、お役立ち情報用、商品紹介用など)
・ブランドキットに色・フォント・ロゴを登録しておく
・よく使う素材(アイコン・背景)をフォルダにまとめる
最初の数本は1枚30分以上かかっても、仕組みが整えば1枚10分程度まで短縮できます。
デザイン経験ゼロで始めましたが、「フォント2つ・色3つ・余白多め」を守るようにしたら、クライアントから「急におしゃれになりましたね」と言われました。センスより、ルールでした。(SNS運用代行・1年目)
まとめ
SNS投稿画像は、文字は大きく少なく、フォントは2種類、色は3色、余白はたっぷり、テンプレはレイアウトだけ借りる——この5つのルールで、未経験でも十分「それっぽく」作れます。まずは自分の練習アカウント用にマイテンプレを1つ作ってみてください。それがそのまま、案件獲得用のポートフォリオにもなります。