コールセンターへの転職を考える人から最も多く聞く不安が「クレーム対応が怖い」です。結論から言うと、クレームは対処の型が決まっている業務で、研修で必ず教わります。ここでは、新人のうちから使える5つのコツを紹介します。
まず知っておきたい事実
- 全応対に占めるクレームの割合は、多くの職場で1割に満たない
- 怒りの多くは「あなた」ではなく「状況」に向いている
- 手に負えない案件はSV(管理者)に引き継ぐ仕組みがある
「自分ひとりで全部抱える」必要はない、という前提を知るだけで気持ちはかなり軽くなります。
コツ1: 最初の一言で8割決まる
お客様が怒っているときは、言い分を最後まで聞いてから「ご不便をおかけして申し訳ございません」と状況への謝罪を伝えます。途中で遮る・言い訳から入る、の2つが火に油を注ぐ典型です。
コツ2: 復唱で「聞いています」を見せる
「◯日に届く予定の商品がまだ届いていない、ということですね」と要点を復唱します。お客様は「伝わった」と感じると、トーンが一段落ち着きます。
コツ3: できること・できないことを分けて伝える
NG | OK |
|---|---|
「それはできません」 | 「◯◯は難しいのですが、△△でしたら本日中に対応できます」 |
「分かりません」 | 「確認いたしますので、少々お待ちいただけますか」 |
コツ4: 迷ったら保留・エスカレーション
判断に迷う要求や、感情的になりすぎているお客様は、無理に自分で収めようとせず保留にしてSVに相談します。エスカレーションは「逃げ」ではなく「正しい手順」です。
コツ5: 引きずらない仕組みを自分で持つ
- 応対後に深呼吸を3回してから次の電話を取る
- つらかった応対はその日のうちにSVや同僚に話す
- 「自分への攻撃ではない」と言葉にして切り替える
クレームは「対処の技術」であって「性格の強さ」ではありません。技術は練習で身につきます。
まとめ
クレーム対応には型があり、研修とSVのサポートが前提にあります。5つのコツを知った上で求人を見ると、「怖い」が「できそう」に変わるはずです。